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12月07日-01号

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  1. 阿南市議会 2007-11-30
    12月07日-01号


    取得元: 阿南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-15
    平成19年12月定例会 ┌───────────────────────────────────┐ │            平 成 19 年               │ │        阿南市議会12月定例会会議録(第16号)         │ └───────────────────────────────────┘◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 阿南市告示第44号  平成19年12月阿南市議会定例会を次のとおり招集する。   平成19年11月30日                         阿南市長 岩 浅 嘉 仁 1.招集の日  平成19年12月7日 1.招集の場所 阿南市議場◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇      平成19年12月7日(金曜日)午前10時 2分 開会◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇議事日程(第1号)第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 議席の変更第4 第1号議案 阿南市牛岐城趾公園整備に係る日亜化学工業基金条例の制定について 第2号議案 阿南市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について 第3号議案 阿南市立勤労青少年ホーム管理条例の一部改正について 第4号議案 平成19年度阿南市一般会計補正予算(第4号)について 第5号議案 平成19年度阿南市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について 第6号議案 平成19年度阿南市水道事業会計補正予算(第2号)について 第7号議案 平成18年度阿南市一般会計歳入歳出決算の認定について 第8号議案 平成18年度阿南市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第9号議案 平成18年度阿南市加茂谷診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第10号議案 平成18年度阿南市伊島診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第11号議案 平成18年度阿南市加茂谷財産区運営事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第12号議案 平成18年度阿南市伊島財産区運営事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第13号議案 平成18年度阿南市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第14号議案 平成18年度阿南市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について 第15号議案 平成18年度阿南市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第16号議案 平成18年度阿南市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第17号議案 平成18年度阿南市伊島地区生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第18号議案 平成18年度阿南市学校給食事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第19号議案 平成18年度阿南市奨学資金貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第20号議案 平成18年度阿南市春日野地域下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第21号議案 平成18年度阿南市羽ノ浦農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第22号議案 平成18年度阿南市豊香野地区生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第23号議案 字の区域の変更について 第24号議案 字の区域の変更について 第25号議案 字の区域の変更について 第26号議案 財産区管理委員の選任について  ……………………………………… 報告第1号 損害賠償の額の決定及び和解に係る専決処分の報告について 報告第2号 損害賠償の額の決定及び和解に係る専決処分の報告について 報告第3号 損害賠償の額の決定及び和解に係る専決処分の報告について第5 議第1号 阿南市議会政務調査費の交付に関する条例について   ───────────── 本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 議席の変更日程第4 第1号議案から第26号議案     報告第1号から報告第3号日程第5 議第1号追加日程 議長辞職の件追加日程 議長の選挙追加日程 副議長辞職の件追加日程 副議長の選挙追加日程 常任委員会委員議会運営委員会委員選任追加日程 行財政、防災対策、庁舎建設、自衛隊問題調査特別委員会委員選任追加日程 決算審査に関する調査追加日程 決算審査特別委員会委員選任追加日程 那賀川北岸地域湛水防除施設組合議会議員選挙追加日程 議長の常任委員会、特別委員会委員の辞職の件   +++++++++++++出席議員(36名)  1番  加  林     武 議員  2番  橋  本  幸  子 議員  3番  小  濱  綾  子 議員  4番  庄  野  英  樹 議員  5番  星  加  美  保 議員  6番  松  木  伸  夫 議員  7番  小  野     毅 議員  8番  吉  田  重  行 議員  9番  平  山  正  光 議員 10番  住  友  進  一 議員 11番  児  島  博  之 議員 12番  表  原  憲  明 議員 13番  佐 々 木  志 滿 子 議員 14番  井  坂  重  廣 議員 15番  阪  井  保  晴 議員 16番  日  下  公  明 議員 17番  藤  本     圭 議員 18番  清  原  裕  登 議員 19番  神  原  照  夫 議員 20番  横  田  守  弘 議員 22番  住  友  利  広 議員 23番  久  米  良  久 議員 24番  島  尾  重  機 議員 25番  奥  田     勇 議員 26番  鶴  羽  良  輔 議員 27番  保  岡  正  広 議員 28番  仁  木  一  郎 議員 29番  秋  本  喜 久 雄 議員 30番  林     孝  一 議員 31番  山  崎  雅  史 議員 32番  折  野     博 議員 33番  野  村     栄 議員 34番  嶋  尾  秀  昭 議員 35番  荒  谷  み ど り 議員 36番  小  島  正  行 議員 37番  山  下  久  義 議員   +++++++++++++欠席議員(1名) 21番  小 久 見  菊  男 議員   ─────────────説明のため出席した者の職氏名 市長       岩 浅 嘉 仁 副市長      亀 尾 貞 男 副市長      安 生 有 希 収入役      谷 口   勇 教育委員長    古 川 恭 子 教育長      田 上 勝 義 代表監査委員   岩 浅 英二郎 企画総務部長   勝 瀬 修 平 市民部長     服 部 常 悦 環境管理部長   重 村 英 幸 保健福祉部長   篠 野   哲 産業部長     大 上 善 巳 建設部長     上 田 武 義 特定事業部長   武 田 育 展 水道部長     吉 岡 昌 志 理事       米 沢 敏 信 理事       陶 久 泰 臣 理事       森 長   稔 教育次長     和 泉 正 信 消防長      小 出 勝 美 秘書広報課長   日 下 準 二 財政課長     惠 来 和 男 監査事務局長   重 村 久 美   ─────────────議会事務局出席職員氏名 事務局長     眞 本 靜 生 議事課長     佐 野 泰 弘 議事課長補佐   岩 原 計 憲 議事係長     坂 東 孝 代 調査係長     青 木 芳 幸  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(野村栄議員) おはようございます。 本日は多数の御出席を賜りまして開会の運びとなりましたことに対しまして、厚くお礼を申し上げます。 まず、本日の議事日程から御報告申し上げます。 日程第1、会議録署名議員の指名。日程第2、会期の決定。日程第3、議席の変更。日程第4、第1号議案から第26号議案。日程第5、議第1号。 以上であります。 なお、本日の会議に欠席の通知のありましたのは、21番 小久見議員。 以上であります。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(野村栄議員) ただいまから平成19年阿南市議会12月定例会を開会いたします。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(野村栄議員) これより本日の会議を開きます。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(野村栄議員) 冒頭、この際、高いとこからでございますが、岩浅市長2期目就任に当たりまして、一言お祝いを申し上げたいと存じます。 岩浅市長におかれましては、本日から2期目がスタートするわけでございますが、このたびの市長選挙は、無投票当選ということでございまして、このことは市長に対する市民の期待と信頼の大きさをうかがい知ることができるわけであります。地方自治体を取り巻く情勢、いまだ厳しい状況の中にありますけれども、市民の目に立ち、住みよい、住みやすい、住んでよかったと言われる阿南市づくりを目指し、県南の中核都市阿南市の若き指導者として御奮闘されますことをお願い申し上げまして、お祝いの言葉といたしたいと思います。おめでとうございます。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(野村栄議員) この際、諸般の報告をいたします。 まず、議長会関係の報告書をお手元に配付いたしておりますので、御了承をお願いいたします。 次に、お手元に御配付のとおり、市長から第1号議案から第26号議案までの計26件と地方自治法の規定による報告3件が提出されておりますので、御了承お願いいたします。 また、監査委員からは、第7号議案から第22号議案の決算認定議案計16件に対する監査の報告書並びに定期監査と例月出納検査結果の写しを御配付いたしておりますので、御了承をお願いいたします。 以上で諸般の報告を終わります。 これより本日の日程に入ります。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(野村栄議員) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、27番保岡議員、37番山下議員を指名いたします。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(野村栄議員) 日程第2 会期の決定を議題といたします。 本件につきましては、去る11月30日に議会運営委員会を開催し協議されておりますので、その結果について委員長報告を求めます。 山下議会運営委員長。   〔山下議員登壇〕 ◆議会運営委員長(山下久義議員) おはようございます。 議長の御指名がございましたので、議会運営委員会の報告を申し上げます。 議会運営委員会の結果につきましては、本委員会は、去る11月30日に会議を開き、今期定例会の会期について協議をいたしました。 その結果につきましては、さきに御通知いたしましたとおりでございます。本日から12月25日までの19日間の会期を予定いたしております。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げまして、議会運営委員長の報告といたします。 ○議長(野村栄議員) お諮りいたします。 ただいま山下委員長から御報告がありましたとおり、今期定例会は本日から25日までの19日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野村栄議員) 異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(野村栄議員) 日程第3 議席の変更を議題といたします。 阿南市羽ノ浦町選挙区から、吉田重行議員が選出され、また、所属会派に異動がありましたので、議席の変更を行いたいと思います。 議員の議席は、ただいま御着席のとおり決定することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野村栄議員) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(野村栄議員) 日程第4 第1号議案から第26号議案までの計26件を一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 岩浅市長。   〔岩浅市長登壇〕 ◎市長(岩浅嘉仁) おはようございます。 朝夕めっきりと冷え込んでまいりましたが、議員の皆様方には、ますます御健勝で御活躍のことを心からお喜び申し上げます。 先ほど野村議長から御丁重なごあいさつを賜り、身に余る光栄と存じます。御承知のとおり、私の1期目の任期が12月6日まででございましたので、先月の11日、市長選挙の告示がなされ、11月18日に選挙が行われる予定でございましたが、私以外に立候補者がなく、おかげをもちまして、無投票での当選を果たさせていただきました。これもひとえに市民の皆様方を初め、議員並びに関係各位の方々からの格別の御高配と御支援によるものでありまして、本日12月7日、くしくも12月定例会開会日に阿南市長2期目の第一歩を記す光栄に浴し、再び市政の重責を担わせていただくことになりました。謹んで厚くお礼を申し上げる次第でございます。 なお、欠員になっておりました羽ノ浦地区における市議会議員補欠選挙におきまして、私同様、無投票当選の栄に浴されました吉田重行議員に、心からお喜びを申し上げます。吉田議員には、今回の選挙への御出馬を通じましてお持ちになられました市政に対する熱い思いを、長年培われました政治的手腕、行政的手腕とともに存分に発揮していただき、市勢の発展に格段のお力添えを賜りますよう、お願いを申し上げます。 さて、本日、平成19年阿南市議会12月定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、年末を控え何かと御多用の中にもかかわりませず御出席をいただきまことにありがとうございます。今議会は、市長就任2期目初めての定例会でございます。2期目における市政運営の所信を表明する機会を与えられましたことに深く感謝を申し上げ、就任のごあいさつを兼ねまして、新たに市政に望む所信の一端を述べさせていただきたいと存じます。 私は、4年前、初めて阿南市長に就任し、これまで先人が築いてこられました基盤を引き継ぎ、阿南市の発展と市民福祉の向上に努めてまいりました。昨年3月には、阿南市と那賀川町、羽ノ浦町の合併が実現し、新しい阿南市をスタートさせることができ、本市は8万人を擁する都市へと変貌を遂げ、徳島県の副県都としての役割を担う県南の中核都市としての飛躍発展への基盤が整ったものと考えております。阿南市と2町の合併は、単に形式的な合併ではなく、これまでの歴史的、文化的基盤をもとに、さまざまな面で交流と連携を深め築き上げてきた信頼関係を大切にしながら、私たちの生活をより一層向上させ、一体として栄えることを希求し、あすを担う子供たちが誇りを持てる郷土を創造していくことを目指したかたい心の融合合併であったと思っております。また、市政を推進するに当たりましては、遠方の視点に立ちながらも、常に足元を踏みしめ、国や県との連携協議を図りつつ、常に市民の立場に立った市政、市民の手によって進められる市民のための政治という民主主義の基本姿勢を堅持し、一貫して市民が誇りと愛着を持てる町をみずから築く、市民本位のまちづくりを目指して取り組んでまいりました。私は、引き続き、郷土阿南市をお預かりし、1期目でやり残したこと、また、新たに手がけなければならないことに思いをはせ、2期目の市政を推進していく上で、住みたい、住みやすい、住んでよかったと阿南市民のみならず、市外の住民の皆様方からもそう思われる阿南市をつくるために、3つの基本姿勢を掲げたいと存じます。 1つ目には、市長としての姿勢といたしまして、行動する市長、対話する市長、実行する市長を実践してまいります。 2つ目には、市役所の姿勢といたしまして、サービス、スマイル、スピードの3つのSをモットーとし、市民皆様方をより大切にする市役所を目指してまいります。 3つ目には、市づくりの姿勢といたしまして、経済、健康、環境、観光、教育の5つのKに全力を注ぎ取り組んでまいります。 また、これらの基本姿勢とともに、7項目の公約を掲げ、こうした施策を推進することにより、阿南市の新しいまちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。 最初に、公約の第1点目の自立した自治体宣言についてでありますが、平成12年の地方分権一括法、地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律の改正により、自治体が住民に対して、地域の総合行政を進めていかなければならないことが改めて確認され、少子高齢化に伴う日本全体の長期的衰退過程の進行と厳しい社会経済情勢の中で、自治体に課せられた任務は重く、自治体が行わなければならない課題が山積しております。そのために、これからの自治体には、住民と協働しながらみずからの進むべき方向をみずから決定し、具体的な施策を実行していくことのできる行財政能力が強く求められております。今後におきましては、総合計画に基づく諸施策を確実に促進するため、自治体の組織運営あるいは活動に関しまして、さらに進んだ行財政の簡素化、効率化、適正化を念頭に置き、まちづくりの目標及び理念とそれぞれの役割を定義し、市民参画の基本的なルールを定める住民自治基本条例(仮称)について研究いたしたいと存じておるところでございます。これからの地方自治体は、市民生活に密接にかかわっていることから、それぞれの地域の特性を生かし、市民ニーズに沿った、そして自主性と自立性の高い行政運営が今以上に求められており、確実にこのことを推進していくことが非常に大事であると存じております。そうしたことから、今後は可能な限り、各公民館を地域自治の拠点、身近な学習拠点、地域コミュニティーの拠点と位置づけ、公民館の活動を点検し、地域の特色ある事業の積極的取り組みを図ることにより、充実した地方自治の芽生えを期待いたしたいと存じております。 また、市役所庁舎につきましては、市民が利用しやすい、市民のための安全な施設でなければならないと考えております。現在の庁舎は、老朽化が著しく、激しく、大地震に耐えられる構造ではないことから、災害発生時における復旧の拠点としての役割を果たすことに大きな不安を抱えており、さらに社会情勢の変化に伴う組織機構の改革や行政に対する需要の大幅な拡大等により狭隘化しており、きめ細やかな市民サービスも十分に提供できない状況でございます。こうしたことから、今後、市民皆様方の御賛同、御理解を得ながら、8万市民の拠点にふさわしい新庁舎を完成させたいと考えております。 公約の第2点目のあらゆる世代が快適に暮らせるまちづくり宣言についてでありますが、急速に進む少子高齢化の中、子育て支援施策や高齢者施策のさらなる充実が必要と考えております。特に、子供を安心して産み育てることができる環境づくりが重要と考えており、そのためには、子育てにおける育児不安などの軽減のため、子育ての先輩たちが新生児の家庭を訪問し、指導、助言を行う訪問員制度を確立してまいります。また、市内の母子家庭などの状況を改善するための阿南市ひとり親家庭自立促進計画を策定いたします。女性、お母さんが悩んでいては、子供たちも本当に幸せにはなれません。今後のまちづくりに女性の視点を生かすため、阿南女性100人委員会(仮称)を設立いたしたいと考えております。 高齢者対策といたしましては、いつまでも住みなれた地域で暮らしていくことができるよう、高齢者施設の整備や保健医療サービス在宅福祉サービスの充実など、各種施策に取り組むことはもちろん、高齢者の方々への交通手段確保のため、NPO法人の御協力をいただくなど、さらなる交通体系の確保を検討したいと考えております。 また、団塊の世代に対しましては、まちづくりへの参加をサポートする窓口を設置するなど、あらゆる年代の世代が協力し合いながら、快適に暮らせるまちづくりに取り組んでまいりたいと存じます。 公約の第3点目の活力ある産業のまちづくり宣言についてでありますが、現在、我が国の長引く景気の低迷から、地域経済におきましても、製造業の不振などから、市税の落ち込みや中心市街地の空洞化など、地域の活力が著しくそがれている現状にあります。 こうした中、本市の持続的発展を図るためには、地域経済の活性化や多様な産業活動の展開を図っていく必要があることから、地元企業や阿南工業高等専門学校と連携し、インキュベート、企業育成のための新しい機関を設立し、貸し工場、貸し研究所といった施策を展開しながら、新たな内陸工業団地の造成を検討するとともに、企業立地に対する助成制度を拡充し、若者雇用の場をつくり、生まれ育った阿南で生活できる安定政策を推進してまいります。 次に、来年5月1日に市制施行50周年という節目を迎えるに当たり、本市の産業振興による魅力あるまちづくりをさらに推進していく上で、新たな視点での学術連携等模索していたところ、地域に生き世界に伸びるをモットーとする大阪大学で極めて特徴のある取り組みがなされている情報を得ましたので、関係者と協議を重ねまして、相互の文化的資産の活用及び知的、人的資源の交流を図ることにより、文化、教育、産業、まちづくりなどの分野において、阿南市及び大阪大学大学院の発展と充実に寄与するため、連携協力を積極的に推進することで、このたび合意に達したところでございます。 こうしたことから、年内には連携協力に関する包括協定を締結し、さらに具体的な事業に関する詳細協議を重ね、平成20年度から事業を開始するとともに、関西から見た阿南の視点で、本市の産業振興及び魅力あるまちづくりを推進してまいりたいと考えております。 次に、阪神大都市圏へのアクセス向上を図る中で、産業基盤の整備を進め、高付加価値産業の立地促進に努めるため、関西から見た阿南の視点で産業振興を図るとともに、第1次産業を阿南の重要な産業と位置づけ、農業、水産業、林業の連携によるブランド化を育成しながら、関西圏を含めた消費者と生産者との交流ができる施設を設置するなど、活力ある産業都市づくりを目指したいと考えております。 公約の第4点の潤いあふれる環境づくり宣言についてでありますが、市民の皆さんの生活に潤いがあり、快適な居住空間を確保するためには、生活環境の整備が必要となってきます。そのためには、下水、汚水対策に公共下水道事業を推進し並びに合併浄化槽の設置を積極的に奨励してまいります。 ごみ処理施設の建設につきましては、建設基金の設置やPFI方式の導入など、効率的な建設方法について取り組むとともに、ごみの減量化、資源化を進めるため、市民参加の審議会を充実し、中・長期を展望した循環型社会形成施策を確立してまいります。 また、私たちが安心・安全で快適な生活をしていくためには、地球温暖化対策を推進していかなければなりません。地球温暖化の影響は、世界各地で被害が出始めており、毎年のように集中豪雨と干ばつが局地的に発生し、自然生態系や生活環境、農工業などへの影響が懸念され、やがては人間の生存そのものに影響を及ぼすと考えられております。本市におきましても、市みずからが温室効果ガスの排出事業者、消費者であるとの立場から、これまでの事務事業に伴う温室効果ガスの削減に向けた取り組みをより一層の強化を図っていくほか、公共交通機関の利活用促進策、パーク・アンド・ライドの支援を実施してまいります。 公約の第5点目の歴史と文化、スポーツのまちづくり宣言についてでございますが、最近の世相は殺伐として温かみが少ないと指摘されている中で、人々は歴史、文化などに触れることにより、感動を覚え、いやしを感じ、心が充足され、人間関係が潤ってくるのではないかと考えております。 そこで、各地域に伝わる祭りを復活、活性化を図ってはどうかと考えております。それぞれの集落には、昔からの祭りが行われておりました。その祭りの中で、高齢者と若人、子供、近所の仲間が語り合い、地域の歴史が受け継がれてきました。この祭りを復活、活性化することにより、自分の生まれた地域に誇りを持って、文化と歴史を伝え、人と人を結ぶ温かいコミュニティーの回復を目指すことが今求められている大切な社会教育ではないかと思うところでございます。 また、スポーツの振興につきましては、野球の町阿南を積極的にPRし、プロ野球オープン戦、高校野球大会を誘致するなど、野球を通してまちづくりの一助としたいと考えており、スポーツによる楽しさや感動を与えるとともに、いつでも、どこでも、いつまでもスポーツに親しむことができるスポーツ社会を目指し、健康保持の観点からも市民参加型スポーツイベントを積極的に開催してまいります。 公約の第6点目の誇れる人づくり、教育、学習の町宣言についてでございますが、まちづくりは人づくりであるからこそ、未来を託し、社会性豊かで個性あふれる人材を育成してまいりたいと考えております。この人づくりの一つとして、義務教育課程における教育、学習が、人間形成に大きく影響を与えていることから、基礎的学力の向上を図り、さらには学校と地域間における交流教育、交流学習を推進することも大切ではないかと存じます。また、子供読書活動の推進計画を策定し、読書に親しむ環境づくりに努め、人生80年時代に適用した生涯学習カリキュラムの必要性を痛感いたしております。 公約の第7点目の災害に強い安全・安心のまちづくり宣言についてでございますが、近い将来、高い確率で発生が予測されている南海・東南海地震を初めとするあらゆる災害等から、市民の皆さんの生命、身体及び財産を保護するため、防災対策を強化し、安全で安心なまちづくりを行ってまいりたいと存じております。そのためにも、職員に対し、非常時にはどこに行き、何をなし、自分のかわりはだれがするのか等あらゆる事態を想定するなど、徹底した研修を行い、職員に対し、防災意識の高揚を図り、機動力のある組織を整備してまいります。そして、教育施設や避難公共施設の耐震補強対策を引き続き推進し、各地の自主防災組織のより一層の充実を図り、災害発生時における避難場所、避難経路の確保や市民への周知を行い、仮設住宅建設のために、平時から市街地、農地等の必要な土地の緊急借り上げ制度の創設や倒壊家屋等から排出される廃棄物の処理組織と投棄場所の確立を行ってまいります。また、災害発生時の防災用水確保のため、古井戸のリニューアル化や井戸新設補助制度の創設についても考えてまいりたいと存じます。今後におきましても、安全で安心な市民本位のまちづくりを推進することを念頭に、生活環境に係るものを優先し、財源の重点的、効率的な配分に努め、少子化対策、子育て支援、防犯、防災、安全で良好な教育環境の整備充実など、市民の皆さんの生活に密着した新たな事業にも積極的に取り組んでまいりたいと考えております。 本日から新しい任期が始まるに当たりまして、所信の一端を申し述べさせていただきました。1期目以上に、これからの4年間は決して平たんな道のりではございませんが、粉骨砕身、全力を尽くして市民の皆様の御負託におこたえいたす所存でございますので、引き続き市政を担当すべく決意を新たにしたところでございます。 続きまして、提出議案の説明に先立ちまして、市政の重要な課題につきまして御報告を申し上げ、議員各位を初め、市民の皆様方の御理解を賜りたいと存じます。 最初に、陸上自衛隊新駐屯地の整備についてでございますが、防衛省では、10月末に計画地に隣接した場所に、現地連絡所を開設いたしました。連絡所には、週に3日程度、防衛省の職員が滞在し、地権者等からの相談や要望に応じております。また、議員各位及び関係者の御協力、御支援をいただき、11月末をもって用地測量調査が完了したことから、今後、地権者と具体的な用地購入の交渉に入ることとしております。交渉は、防衛省が進めていきますが、徳島県職員及び阿南市職員が同行することとしており、円滑な用地交渉が図られるものと考えております。防衛省では、本年度末を目途に用地を取得し、平成20年度から建設工事を開始したいとのことでございますので、本市といたしましても、防衛省、徳島県及び関係機関と連携を図り、引き続き積極的な実施促進に努めてまいりたいと考えております。 次に、市制施行50周年記念についてでございますが、現在、市役所内部で組織する阿南市制施行50周年記念事業推進本部及び市内関係団体からの推薦者等で構成される阿南市制施行50周年記念事業市民懇話会をそれぞれ開催し、記念事業の企画及び推進に関しまして審議、検討を重ねているところでございます。来年5月1日に市制施行50周年を迎えるに当たり、これまで築いてきた歴史、文化、伝統、自然を大切に守っていくとともに、多くの先人のとうとい努力の蓄積をさらに発展させ、次の世代にしっかりと引き継いでいかなければならないと考えております。今後は、推進本部及び市民懇話会におきまして、5月1日の記念式典開催及び各種記念事業の開催に向け、具体的な検討を重ねてまいりますので、議員各位を初め、市民の皆様方のなお一層の御指導、御支援をお願いを申し上げます。 次に、防災対策につきましては、阪神・淡路大震災以降、実践的な災害対応能力の向上を図るため、図上訓練の実施が重要視されるようになり、また、図上訓練の実施等が国から推奨されております。 このような中、本市においては、近い将来の発生が懸念されている南海地震等を想定し、その初動期における災害対策本部等が行うべき状況判断、役割行動の確認及び応急対策活動上の検証を行い、問題点、課題を把握することを目的として、年明けの1月25日に図上型防災訓練を実施することとしております。この訓練は、さきの昭和南海地震が発生してから60年余りが経過し、災害に対する経験が乏しく、実質的なノウハウを持ってないことから、財団法人消防科学総合センターが企画する市町村防災図上訓練推進モデル事業に県下で初めて参加し、図上シミュレーション訓練を行うものであります。図上訓練は、実技の体得を目的とする実働型訓練に対して、主に災害イメージの習得や災害時の状況予測や判断等意思決定能力の向上を目的とすることが主な特徴でありますが、今回の訓練は、実際の災害時に近い場面や災害被害状況を設定し、災害対策本部構成員などの訓練参加者がそれぞれの役割で災害を模擬体験し、意思決定等の対処活動を行うほか、多種多様な災害状況を付与する等、より現実に近い活動環境をセンター指導員の支援を得ながら企画し、実施してまいりたいと考えております。 また、翌26日には、津乃峰地区で、地域住民を対象とした住民参加型防災ワークショップを開催することとしており、簡易な災害図上訓練を通じて、住民の防災意識の高揚や地域防災力の向上に努めてまいりたいと考えております。 次に、阿南駅前児童公園内で工事を進めておりました飲料水兼用耐震性貯水槽につきましては、去る11月20日に完成いたしましたので、御報告申し上げます。この完成により、地震災害時における飲料水の確保や火災時の消火用水確保が図れることになりますが、今後におきましては、備蓄品の充実や緊急遮断弁を装備した水道施設の活用等をあわせ、計画的な施設整備を行ってまいりたいと考えております。 次に、先般の10月27日から11月4日までの間、県内一円において実施されました第22回国民文化祭につきまして、本市におきましては、アンサンブル・フェスティバル、演劇祭(ミュージカル)、大道芸まつり・あなん、ぐっとSound ぐっとMusic Good Vibration、阿波公方文化フォーラム及び阿波公方特別展の5つの事業を、文化会館、市民会館、情報文化センター、阿波公方民俗資料館において開催いたしました。また、国民文化祭関連事業といたしまして、那賀川町コート・ベール徳島内におきまして、薪能の公方能及び全国足利氏ゆかりの会総会、足利サミットを開催いたしました。これら5つの国民文化祭事業に、およそ1万2,000人、薪能にはおよそ1,000人と、大変多くの方々が御参加、また御観覧、御観賞をいただきました。ごらんになった方々は、それぞれの事業において、出演者のプロ、アマにかかわらないすばらしい演技や演奏等に魅了されていたように見受けられました。第22回国民文化祭は、一昨年の実行委員会設立から本格的に取りかかり、長い間の準備期間を経て、今年本番を迎えたわけですが、今回御好評いただきましたことにつきましては、それまでの間における出演者の方々の並々ならぬ厳しい練習の成果を存分に発揮されたのとともに、全国からおいでいただいた方々との温かい交流の結果と存じます。また、その他、それぞれの企画委員を初め、高校、高専の学生さん、NPO法人や個々のボランティアの皆様による御支援、御協力をいただいたおかげと実感しているところでございます。また、全国の足利サミット関係者の方々にも、阿南市の心温まるもてなしに感謝しているとのことで、大変喜んでいただき、今後とも末永いおつき合いをしていただきたいとのお声をいただきました。議員各位並びに御協力をいただきました市民の皆様や関係者の皆様に、改めて深く感謝申し上げる次第でございます。今後におきましても、市民の皆様方の文化、芸術意識のさらなる高揚を図るため、こうして盛り上がった国民文化祭の取り組みを一過性のものにしてしまうのではなく、これを契機としてさまざまな分野におきまして、市民の皆様の御協力をいただきながら、なお一層、本市の文化振興を図ってまいりたいと考えているところでございます。 次に、あなん健康まつりにつきましては、市民の方々が自主的に参加し、健康づくりを身近に楽しく体験していただくことで、健康的な生活習慣を確立し、健康保持増進につなげることを目的として、去る10月7日の日曜日に開催いたしました。記念講演につきましては、講師に外国人タレントダニエルカールさんをお迎えして開催し、約600人の参加者がありました。各コーナーへは、阿南市医師会医師による健康相談、血糖値、動脈硬化、血流、骨密度、体脂肪等の測定やヘルスメートさんがつくる健康食の試食、親子体操、また、国民健康保険制度のPRや高齢者お世話センターの介護相談などに延べ2,500人の市民の方々の御参加をいただきました。この事業の運営に当たりましては、応援スタッフとして、ボランティアの御協力や昨年度に引き続き好評を得ていました糖尿病の検査に、徳島県臨床検査技師会、阿南共栄病院、町の保健室のスタッフの皆さんなど、多くの方々の御支援をいただくことができました。今後も継続実施の要望を踏まえ、市民の皆さんの健康に対する意識をさらに高めていくために、引き続き工夫を凝らしながら開催してまいりたいと考えているところでございます。 次に、ひまわり会館活動交流会につきましては、利用者の皆さんが一堂に集い、日ごろの文化、芸能活動を発表し、相互の触れ合いと交流を深めながら、市民の皆さんにも楽しんでいただこうと、去る10月21日の日曜日に開催いたしました。2階ふれあいホールの特設ステージでは、ジャズダンスやフラダンス、民謡、日舞、合唱、吟詠のほか、三味線や太鼓、ピアノ演奏、並びに健康体操などに取り組んでいる21団体の多彩な演技の発表があり、見学に駆けつけた家族の方から大きな声援がありました。また、茶道教室の子供たちのお手前には、感心が寄せられておりました。1階のロビーでは、短歌、パッチワーク、墨絵など、7団体からの心のこもった作品の展示があり、多くの市民の方々ができばえに見入っておりました。この日は、おおよそ300人の方々に楽しんでいただきました。このたびの交流会は、開館以来、初めての催しでしたが、展示発表されました皆さんの活動の輪が、生涯を通じてますます広がり、地域の方々とともに発展されることを御期待申し上げますとともに、引き続き市民の皆さんとの協働で進める豊かなまちづくりにできる限りの支援をしてまいりたいと考えているところでございます。 次に、ごみ処理施設の建設についてでございますが、現在、阿南市循環型社会形成推進地域計画に基づき、施設整備基本計画の策定やPFI導入可能性調査に取りかかっております。また、ごみ処理施設整備検討委員会の開催を重ね、先進地視察も行う中で、関係各位の活発な御意見を賜りながら、事業方針や処理方式などにつきまして取りまとめをお願いしているところでございます。また、建設につきましては、既に表明しておりますとおり、橘港の公共用地に建設すべく、港湾計画の変更などの諸手続を県と連携を図り速やかに進めてまいりたいと考えております。今後におきましても、関係地域の皆さん方には、節目節目で説明会を開催するなど、ごみ処理施設建設に関して御理解を賜るよう努めますとともに、整備の目途といたしましては、おおむね平成23年度には本体工事に着手し、26年度の早い時期での運転開始を目指して、精力的に取り組んでまいりますので、作業が遅滞なく推進できますよう、議会初め関係各位の御理解と御協力をお願いをする次第でございます。 次に、平成20年4月から新たにスタートする後期高齢者医療制度につきましては、現在、準備を進めているところでございますが、11月16日の徳島県後期高齢者医療広域連合議会臨時会におきまして、保険料の額の算定や保険料の減額賦課等について定める条例が可決されましたので、御報告申し上げます。広域連合において2年間の財政運営を考慮し、政令で定める基準に従い算定された保険料率は、所得割率が7.43%、被保険者均等割額は4万774円と定められました。これにより算定されました1人当たりの平均保険料額は、年間7万300円となる見通しでございます。また、所得の低い方につきましては、国民健康保険に準じ、7割、5割、2割の軽減策も盛り込まれております。 なお、新たに保険料を負担することになる被用者保険の被扶養者であった方の保険料につきましては、負担増の緩和策として、制度加入時から2年間の軽減措置が講じられることになっておりましたが、さらに、平成20年4月から6カ月間、保険料を徴収せず、10月から6カ月間は9割軽減する特例措置が設けられることになりました。今後の予定といたしましては、法令及び広域連合条例に定めるもののほか、市において行う事務や普通徴収に係る保険料の納期等を定める阿南市後期高齢者医療に関する条例を来年3月議会に提案したいと考えております。 次に、農業振興についてでございますが、近年の農業を取り巻く環境は、担い手の減少や高齢化、国際化等が加速的に進行するとともに、原油の高騰等による生産費の増加が農業所得を圧迫している大きな原因になっており、さらには、消費者ニーズの多様化が要因となり、不安定な農作物価格の動きとなってあらわれております。本市の農業は、施設園芸農業や各種圃場整備事業を活用しながら、水稲や洋にんじん産地等の土地利用型農業を推進してまいりましたが、中山間地域におきましては、猿、シカなどの鳥獣被害や過疎問題等、非常に厳しい農業事情があるのが現状でございます。今後の本市の農業につきましては、引き続き温暖な気象条件を利用して、園芸作物等を主軸に、大都市圏への生鮮食料品供給基地を目指すとともに、水田農業を主体に、品目横断的経営安定対策などの国・県の補助事業を活用し、経営面積の拡大に向けて、認定農業者や集落営農組織の育成に努めてまいりたいと考えております。また、食の安全・安心に対する信頼の確保や地場産品の発掘、生産者と消費者との交流促進に向けて、農業、林業、水産業の連携による関西圏も視野に入れた総合的交流施設について、関係機関と協議しながら、調査研究してまいりたいと考えております。 一方、中山間地域につきましては、中山間地域等直接支払制度等を活用して、農業生産の維持を図りながら、集落の多面的機能を確保するとともに、鳥獣害対策につきましても、関係機関と連携して、鳥獣害防止対策協議会を新たに立ち上げており、集落単位での取り組みを考慮しながら、総合的な鳥獣害対策に取り組みたいと考えております。 次に、観光振興についてでございますが、現在の観光の推進につきましては、観光団体や自治体が主体的にその推進役を担っておりますが、航空機、新幹線、高速道路など、高速交通手段の発達によって、観光客の行動半径が大幅に広がり、ハード、ソフトの両面にわたり、観光客の多様化するニーズに対応できていない状況にあり、従来の行政単位ごとの観光と観光客の行動範囲との間にミスマッチが生じてきております。そのため、より地域密着のきめ細かい観光振興を展開していくには、各地域のまちづくり団体やNPO法人はもちろんのこと、各市町村が互いに連携して、より広域的に観光の振興を図ることで、新しい観光の幅を広げることが必要不可欠であると考えます。すなわち、それは、点、スポットと線を結ぶ観光から、面的な広がりを持つより魅力ある広域観光へと発展しなければならないことを意味し、広域的な観光圏を形成することによって、同じ観光資源でも異なった角度から見ることができ、また、新しい面的な観光資源が生み出される効果も期待できるということであります。そのようなことから、従来の観光資源をさらに磨き上げることはもちろんのこと、徳島県南部広域圏も含めた四国東南部地域が県境を超え、手を携えることにより、スローライフ、スローフード、スロートリップを柱にしたAMA連携構想、阿南、室戸、安芸連携構想の具体的な展開を推し進めてまいりますとともに、本年11月に国土交通省に登録されました四国風景街道協議会が核となり、道路から見える景観あるいは道路そのものの外観等を観光スポットや地域資源として活用できるよう、阿南商工会議所や関係団体との連携のもと、官民一体となって積極的に推進し、新たなる観光振興を図るものであります。 さらに、西日本随一の景観美を誇る海水浴場である北の脇海水浴場周辺を、体験型観光の拠点として位置づけ、その周辺を拠点にふさわしい環境整備を図るとともに、自然景観を生かした新たなるイベントの企画や観光資源の創造を検討してまいりたいと考えております。 また、産・官・学・民一体となって、「光のまち阿南」を全国に情報発信しております阿南光のまちづくり事業の本年度の第2次事業に当たります冬のイルミネーションやクリスマスイベントが本年12月22日から光のまちステーションプラザや牛岐城趾公園などを核に開催が計画されております。そのほか、徳島県が提唱しているLEDバレー構想の地域ブランド化を図るための事業として、LEDを利用した光の名所、光の88カ所めぐりにLEDを効果的に利用したモニュメントである光マンダラドームやすばらしい夜間景観照明地である牛岐城趾公園、浜の浦児童公園などが候補地に上げられており、中心市街地の活性化とあわせて、これらの光の88カ所とも連携した観光振興や産業集積等を検討してまいりたいと考えております。その一つの施策といたしまして、地域再生計画の推進に取り組んでまいる所存でございます。この地域再生計画は、地域資源とも言うべきLEDを活用し、産業の活性化及び雇用を創出するための必要な技術者や経営者の育成並びに地域休職者の就職促進を目的とするもので、本年9月に内閣府において認定されたところであり、今月中旬、内閣総理大臣から、地域再生計画に係る認定書の授与式が予定されております。本計画の具体的な推進といたしまして、「光のまち阿南」、LEDを核とした雇用創出プロジェクトと銘打ち、ITなど時代の潮流に対応できる人材や地域資源を活用した特色ある事業を展開することのできる人材の育成に取り組むとともに、本市において就職や起業を目指す人並びに既存企業の人材のスキルアップを図ってまいりたいと考えております。さらに、求人活動を支援する地域雇用創造推進事業として、徳島県、阿南市、商工農水産業団体などで組織する阿南市地域雇用創造協議会が、阿南商工会議所を事務局に現在事業展開をしているところでございます。 次に、市役所西側に建設中の市道富岡横見線、横見橋についてでございますが、この工事は、平成17年12月から進めておりましたが、平成20年1月に完成する運びとなりました。橋長は109.3メートル、幅員10.5メートル、車道は2車線で、西側が歩道となっております。 なお、旧橋は、歩道専用として利用いたします。総工事費は、約3億7,260万円であります。完成することにより、歩行者と車両が分離されることから、安全に通行ができるようになります。今後引き続きこの路線の整備を進め、交通安全の向上に努めてまいりたいと考えております。 次に、一般県道富岡港南島線改築工事につきましては、平成17年度から県が施工しておりました阿南市住吉町における県道富岡港南島線の渋滞対策事業である那賀川堤上道路の2車線化と、同県道から国道55号バイパス西側を直結する接続道路の新設工事がこのたび完成し、今月18日に供用される予定であります。道路延長は460メートル、事業費は約4億円であります。辰巳交差点周辺においては、朝夕の通勤時間帯に、国道55号バイパスを含め、周辺道路の交通渋滞が深刻となっており、緊急車両の通行への影響も懸念されておりました。この完成により、国道55号バイパス辰巳交差点が信号機のない交差点となり、交差点を通過できる車の台数が大きく改善され、県道富岡港南島線のみならず、周辺道路の渋滞緩和に大きく寄与するものと考えております。 次に、国道55号バイパス阿南道路についてでありますが、去る12月1日に、津乃峰町長浜から東分間の延長0.5キロメートルが開通し、合わせて既に2車線で供用済みの津乃峰町長浜の延長0.3キロメートルについても4車線で開通いたしました。これにより、国道55バイパスは、延長21キロメートルのうち、起点の小松島市大林町から本市津乃峰町までの15.5キロメートルが開通したことになります。この津乃峰地区では、朝夕の通勤、通学時において、交通渋滞が発生しておりましたが、この開通により、本区間の通行の円滑化が図られ、交通渋滞が解消するとともに、交通安全が確保できるものと期待するところであります。 また、現在、県南部唯一の大動脈である国道55号は、住民の安全で安心な生活を支える命の道であり、地域産業、観光振興、地域間交流の促進等活力ある地域づくりを支える生命線でもあります。この部分開通を契機として、さらに残った区間の整備が進み、早期の阿南道路全線開通と、さらには四国横断自動車道や阿南安芸自動車道と結ぶ道路交通ネットワーク整備が一日も早く進みますよう、国土交通省徳島河川国道事務所と連携を図りながら推進してまいりたいと考えております。 次に、学校施設の整備についてでございますが、学校施設は、児童・生徒の学習生活の場であるとともに、地震等の災害に対して果たすべき役割を考えますと、児童・生徒の安全を守り、安心で安全な環境を整えることは喫緊の課題であります。このことから、私は、市長就任以来、学校施設の耐震性の向上に努めてまいりましたが、2期目につきましても、市政の重要課題の一つとして位置づけ、教育施設の耐震補強対策を引き続き強く推し進めてまいる所存でございます。今年度は、小学校の校舎改築事業として、椿泊小学校の改築と宝田小学校特別教室棟の建てかえを進めてまいりました。椿泊小学校につきましては、平成17年度から改築事業に取り組み、平成18年度には、阿波水軍森 甚五兵衛の屋敷跡であったことから、埋蔵文化財の発掘調査を経て、来年1月の完成に向け、内装工事など最後の仕上げ作業を行っているところであります。延べ面積807平方メートル、木造2階建て校舎で、内装には県産材を使用し、温かみと潤いのある施設となっております。また、2階ベランダからは、椿泊湾が一望できるすばらしい環境でございまして、地域の方々にも誇っていただける校舎であると自負いたしております。 また、宝田小学校につきましては、延べ面積500平方メートル、鉄筋2階建てで、年内には1階部分のコンクリート打ちが完了する予定でございまして、来年3月の完成を目指し、鋭意工事を進めているところでございます。 次に、中学校でございますが、阿南中学校と阿南第一中学校の校舎改築に伴う基本計画策定の入札を、去る11月27日に終えたところでございまして、今後は学校運営と教育経営の観点から、学校のあり方を検討し、当該学校の基本理念を構築していく中で、学校や保護者、地域の方々の御意見をいただき、技術的、専門的な助言を加えながら、計画の策定を進めてまいりたいと考えております。 また、那賀川中学につきましては、既に作成されております基本構想に、新阿南市としての学校づくりの観点から検討を加えてまいりたいと考えております。 次に、学校の耐震診断、耐震補強でございますが、既に富岡小学校や平島小学校など5校で耐震診断を終え、富岡小学校、平島小学校については、今年度事業で耐震補強のための設計を委託しているところであります。また、羽ノ浦中学校や羽ノ浦小学校、岩脇小学校など、9校1園で耐震診断を実施しており、平成20年度には、診断を必要とする学校の耐震診断を終えることといたしております。その後、耐震化のための工事を計画的に推し進めてまいりたいと考えております。 次に、本市は、以前から野球の盛んな地域であり、少年野球から還暦野球まで、幅広い世代の市民が野球を愛好しております。また、御承知のとおり、ことしの5月に本格的な野球場アグリあなんスタジアムが完成いたしました。この機会に、野球による地域の振興を提唱いたしましたところ、180団体から成る野球の町阿南推進協議会が設置されたことなどから、徳島インディゴソックスの8試合に、平均1,331人の入場者を確保することができたほか、プロ野球チームとの交流試合や全国級の大会、県内高校野球、中学校野球、少年野球大会を開催するなど、大勢の関係者を阿南市に迎えることができました。 なお、来季には、四国アイランドリーグに九州の2チームが加入し、6チーム制になることや、プロ野球千葉ロッテ球団と徳島インディゴソックスの業務提携による千葉ロッテ球団からの選手の派遣並びにプロ野球2軍チームとの交流戦に読売ジャイアンツ等数チームからの要請があることから、5試合程度の開催が期待できるものと考えております。これに伴い、宿泊の需要が増大する状況になるのではないかと期待をいたしているところでございます。今後におきましても、野球による地域振興策を強化し、四国アイランドリーグの公式戦を20試合程度開催できるようにするとともに、プロ野球2軍との交流試合数の増加も見込めるほか、西日本生涯野球還暦大会の開催や県外有名高校野球チームと地元チームによる高校野球大会等を開催するなど、野球を通じた交流人口をふやすことにより、滞在型のスポーツの振興による交流人口の増加に努めてまいりたいと考えております。 続きまして、今議会に提出させていただきました議案につきまして御説明を申し上げます。 今回、提出させていただきました案件は、条例案3件、補正予算案3件、決算の認定案16件、その他の案件4件の計26件及び報告3件であります。 ただいまからその概要と提案理由の御説明を申し上げます。 第1号議案 阿南市牛岐城趾公園整備に係る日亜化学工業基金条例の制定につきましては、日亜化学工業株式会社から寄附された寄附金をもって、牛岐城趾公園の整備に必要な資金の財源に充てるため基金を設立いたしたく、条例を制定しようとするものであります。 第2号議案 阿南市職員の育児休業等に関する条例の一部改正につきましては、地方公務員の育児休業等に関する法律の一部が改正され、平成19年8月1日から施行されることに伴い、関係規定を整備する必要があるため、条例を改正しようとするものであります。 第3号議案 阿南市立勤労青少年ホーム管理条例の一部改正につきましては、勤労青少年ホームの施設の移転に伴い、関係規定を改定しようとするものであります。 第4号議案 平成19年度阿南市一般会計補正予算(第4号)につきましては、国県補助事業の確定等による事業費の補正、牛岐城趾公園整備に係る日亜化学工業基金への積立金並びに事務事業執行上での必要経費を計上するものでありまして、歳入歳出をそれぞれ5億6,770万円を追加し、予算総額を326億3,400万円にしようとするものであります。 歳入では、地方交付税1億970万円、国及び県支出金1億1,320万円、寄附金で1億5,010万円等を補正し、歳出では、阿南バス運行費補助金3,620万円、牛岐城趾公園整備に係る日亜化学工業基金積立金1億5,000万円、障害者自立支援医療費等の扶助費で1億1,670万円等を追加計上するものであります。 第5号議案 平成19年度阿南市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入では国及び県支出金、支払基金交付金等を財源に、歳出では、保険給付費等を増額するものでありまして、歳入歳出それぞれ1億2,050万円を補正し、予算総額を64億2,050万円にしようとするものであります。 第6号議案 平成19年度阿南市水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、上水道及び簡易水道の受託工事件数の増加に伴い、受託工事収益及び受託工事費について、それぞれ1,000万円を増額補正しようとするものであります。 第7号議案 平成18年度阿南市一般会計歳入歳出決算の認定から第22号議案 平成18年度阿南市豊香野地区生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定までの16議案につきましては、平成18年度の一般会計並びに15特別会計の歳入歳出決算でありまして、地方自治法の規定により、議会の認定を求めるものであります。 第23号議案 字の区域の変更につきましては、平成17年1月27日に事業計画が確定された徳島県が行う中山間地域総合整備事業、圃場整備事業椿西部地区八原毛工区の完成に伴い、字の区域の変更を要するため、地方自治法の規定により議会の議決を求めるものであります。 第24号議案 字の区域の変更につきましては、平成18年5月2日に事業計画が確定された徳島県が行う経営体育成基盤事業、圃場整備事業見能林地区第3-5工区の完成に伴い、字の区域の変更を要するため、地方自治法の規定により議会の議決を求めるものであります。 第25号議案 字の区域の変更につきましては、平成19年2月8日に事業計画が確定された徳島県が行う農地還元資源利活用事業、圃場整備事業新野第2地区常政工区の完成に伴い、字の区域の変更を要するため、地方自治法の規定により議会の議決を求めるものであります。 第26号議案 財産区管理委員の選任につきましては、伊島財産区管理委員の任期が、平成19年12月24日に満了になることに伴い、新たに委員を選任いたしたく、伊島財産区管理会条例の規定により議会の同意を求めるものであります。 報告第1号、報告第2号及び報告第3号 損害賠償の額の決定及び和解に係る専決処分の報告につきましては、交通事故による損害賠償の額を決定し、相手方と和解することについて専決処分をいたしましたので、地方自治法の規定により議会に報告するものであります。 なお、人事院勧告等に伴う条例の改正案及び補正予算案並びに人事案件につきましては、後日追加提案をさせていただくことにしておりますので、御了承を賜りたいと存じます。 以上、提案いたしました議案並びに報告の概要について御説明を申し上げましたが、説明不十分な点も多いかと存じますので、今後の御審議を通じまして、御説明並びに御質問にお答え申し上げたいと存じます。何とぞ十分な御審議を賜り、原案どおり御承認賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明にかえさせていただく次第でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(野村栄議員) 続きまして、第7号議案から第22号議案までの計16件について、監査委員の報告を求めます。 岩浅代表監査委員。   〔岩浅代表監査委員登壇〕 ◎代表監査委員(岩浅英二郎) 議長の御指名がございましたので、監査委員を代表いたしまして、平成18年度阿南市一般会計及び特別会計の決算並びに各種基金の運用状況等について審査結果を御報告申し上げます。 審査に当たりましては、地方自治法第233条第2項の規定により提出されました決算書並びに関係書類について、去る9月4日から10月31日にわたり元山委員、星加委員とともに審査を実施し、収入役所管の関係諸帳簿、証拠書類などにより照合を行った結果、計数に誤りがなく、かつ各会計の差し引き残高は、市金庫、関係金融機関における金額と一致し、正確に措置されていることを確認いたしました。 詳細につきましては、お手元の意見書のとおりでありますが、その概要について御報告申し上げます。 例年ですと、前年度との対比を申し上げるところでございますが、平成17年度の決算は、合併がありましたので、比較しても適正な数値が表示できないと思われるものについては、対比を省かせていただきます。 一般会計につきましては、歳入総額342億9,765万8,000円、歳出総額325億8,359万8,000円、歳入歳出差し引き額17億1,406万円、翌年度への繰越財源1億5,709万8,000円を差し引いた実質収支は15億5,696万2,000円の黒字決算となっております。 特別会計につきましては、15会計で、収入総額228億3,081万7,000円、歳出総額222億5,714万7,000円で、差し引き額5億7,366万9,000円、翌年度への繰越財源1,392万5,000円を差し引きした実質収支は5億5,974万4,000円の黒字となっております。 財政調整基金を初め、33種の基金につきましては、当年度末残高は182億4,258万6,000円で、前年度末に比べ41億5,771万5,000円の増加となっております。 次に、一般会計の歳入についてでありますが、自主財源は227億9,403万2,000円であり、自主財源の根幹をなす市税の徴収額は177億3,141万1,000円となっております。国庫支出金、県支出金等の既存財源につきましては115億362万6,000円であり、自主財源が全体の66.5%を占めております。 一方、市債は減少傾向にありますが、年度末残高は322億726万8,000円の多額となっており、依然として厳しい状況であります。したがいまして、今後も市債発行残高の減少に向け、なお一層の努力を望むものであります。 次に、収入未済額についてでありますが、市税で11億9,588万2,000円、負担金で826万5,000円、使用料で1億1,781万7,000円、その他合計して13億2,305万円と非常に多額の金額となっております。市税負担金、使用料については、負担の公平性と財源確保の観点から、総力を挙げて徴収に努力されるよう強く望むものであります。 次に、国民健康保険事業特別会計についてでありますが、歳入総額73億1,863万4,000円で、調定額に対し3億9,188万9,000円の収入未済額が生じております。歳出総額は69億1,721万2,000円となっており、大幅に増加しております。 老人保健特別会計につきましては、歳入総額、歳出総額ともに73億1,976万8,000円となっており、この事業もまた大幅に増加しております。 高齢化社会を迎え、国民健康保険、老人保健の医療給付が増大しています。今後は、保健医療の増加を抑え、健康長寿市を目指し、生活習慣病の予防や市民の健康づくりのための諸施策を積極的に推進されるよう強く望むものであります。 次に、介護保険事業特別会計では、歳入総額66億20万8,000円に対し、歳出総額64億3,617万3,000円となっております。保険料は、調定額10億5,539万2,000円に対し、収入未済額が3,306万6,000円となっているので、公平性の観点から、徴収にはさらなる努力を望むものであります。 次に、住宅新築資金等貸付事業特別会計についてでありますが、本年度も5,629万4,000円の赤字となっております。調定額に対する未済額は1億7,608万4,000円となっていることから、徴収になお一層努め、滞納者をなくし、事業の目的が達成されるよう望むものであります。 以上のことから、今後も滞納額について、総合的な収納強化対策を進めるとともに、引き続き経費の節減、適正化に努め、最少の経費で最大の効果が得られるよう、多様化する市民ニーズに適切に対応できる執行体制の確立が望まれるところであります。さらに、少子高齢化社会に向けた地域福祉対策、また、近い将来発生すると言われている南海・東南海地震に備えての防災対策の充実など、市民福祉の向上を図るためには、行財政改革を効果的に推進し、活力あふれ、豊かな心で触れ合う阿南の実現を目指し、職員が一体となって取り組まれるよう切望する次第であります。 以上をもちまして報告を終わります。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(野村栄議員) 日程第5、議第1号 阿南市議会政務調査費に関する条例を議題といたします。 お諮りいたします。 本件は、議会運営委員会から全会一致をもって提出されたものであります。よって、本件は、正規の手続を省略し、直ちに採決をいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野村栄議員) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。 本案を原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野村栄議員) 御異議なしと認めます。 よって、本件は可決と決しました。 議事の都合により小休いたします。   ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝    休憩 午前11時 8分    再開 午前11時 9分   ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝
    ○副議長(嶋尾秀昭議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 御報告をいたします。 ただいま野村議長から、議長の辞職願が提出をされました。 この際、議長辞職の件を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(嶋尾秀昭議員) 異議なしと認めます。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(嶋尾秀昭議員) 議長辞職の件を議題といたします。 まず、議長の辞職願を朗読いたさせます。 眞本議会事務局長。 ◎議会事務局長(眞本靜生) それでは、朗読をさせていただきます。   〔眞本議会事務局長 朗読〕   ─────────────        辞職届 今般、一身上の都合により議長を辞職したいから許可されるよう願い出ます。           平成19年12月7日  阿南市議会副議長  嶋尾秀昭 殿  阿南市議会議長   野村 栄   ───────────── 以上でございます。 ○副議長(嶋尾秀昭議員) お諮りをいたします。 野村議長の議長辞職を許可することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(嶋尾秀昭議員) 御異議なしと認めます。 よって、野村議長の議長辞職を許可することにいたしました。   〔野村議員 入場・着席〕 ○副議長(嶋尾秀昭議員) ただいま議長が欠員となりました。 この際、議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(嶋尾秀昭議員) 御異議なしと認めます。 よってこの際、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行います。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(嶋尾秀昭議員) 議場の閉鎖を命じます。   〔議場閉鎖〕   +++++++++++++   このときの出席議員氏名  1番  加 林   武 議 員  2番  橋 本 幸 子 議 員  3番  小 濱 綾 子 議 員  4番  庄 野 英 樹 議 員  5番  星 加 美 保 議 員  6番  松 木 伸 夫 議 員  7番  小 野   毅 議 員  8番  吉 田 重 行 議 員  9番  平 山 正 光 議 員 10番  住 友 進 一 議 員 11番  児 島 博 之 議 員 12番  表 原 憲 明 議 員 13番  佐々木 志滿子 議 員 14番  井 坂 重 廣 議 員 15番  阪 井 保 晴 議 員 16番  日 下 公 明 議 員 17番  藤 本   圭 議 員 18番  清 原 裕 登 議 員 19番  神 原 照 夫 議 員 20番  横 田 守 弘 議 員 22番  住 友 利 広 議 員 23番  久 米 良 久 議 員 24番  島 尾 重 機 議 員 25番  奥 田   勇 議 員 26番  鶴 羽 良 輔 議 員 27番  保 岡 正 広 議 員 28番  仁 木 一 郎 議 員 29番  秋 本 喜久雄 議 員 30番  林   孝 一 議 員 31番  山 崎 雅 史 議 員 32番  折 野   博 議 員 33番  野 村   栄 議 員 34番  嶋 尾 秀 昭 議 員 35番  荒 谷 みどり 議 員 36番  小 島 正 行 議 員 37番  山 下 久 義 議 員   +++++++++++++ ○副議長(嶋尾秀昭議員) ただいま議席議員数は36人であります。 投票用紙を配付いたします。   〔投票用紙配付〕 ○副議長(嶋尾秀昭議員) 投票用紙の配付漏れはございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(嶋尾秀昭議員) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。   〔投票箱点検〕 ○副議長(嶋尾秀昭議員) 異状なしと認めます。 念のために申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票をお願いをいたします。 点呼を命じます。   〔点呼・投票〕 ○副議長(嶋尾秀昭議員) 投票漏れはありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(嶋尾秀昭議員) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたしました。 議場の閉鎖を解きます。   〔議場開鎖〕 ○副議長(嶋尾秀昭議員) 開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に22番 住友利広議員、30番 林議員を指名いたします。 よって、両議員の立ち会いをお願いいたします。   〔開 票〕 ○副議長(嶋尾秀昭議員) それでは、選挙の結果を報告をいたします。 投票総数  36票 これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。 そのうち 有効投票  36票 無効投票   0票 有効投票中  小 島 正 行 議員 26票  秋 本 喜久雄 議員 10票 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は9票であります。 よって、小島正行議員が議長に当選されました。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(嶋尾秀昭議員) ただいま議長に当選をされました小島正行議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。 新議長のごあいさつを受けることにいたします。 小島議長。   〔小島議員登壇〕 ◆36番(小島正行議員) 御指名でございますので、一言就任のごあいさつをさせていただきたいと思います。 ただいまは先輩議員、そしてまた同僚議員の皆さん方の温かい御推挙によりまして、議長の重責をお与えいただきまして、ありがとうございます。私、お見かけどおりの若輩者で、こんな男でございますけれども、この議長の責任を全うするためにも、皆さん方の議員各位のお知恵をおかりしながら、精いっぱい務めてまいる所存でございます。何とぞよろしくお願いを申し上げたいと思います。 今、阿南市は、大変重要な時期でもあろうかとも思います。特に、岩浅市政2期目のスタートの時期でもございます。阿南市の発展、そしてまた市民の負託にこたえていくためには、理事者と議会が車の両輪のごとく、よりよい関係、そしてまたバランスのとれた関係でなければならない、そういうふうに考えております。議会といたしましても、議論を十分深めていただきまして、議論を重ねることによって、多くの市民が幸せを感じていただける、公平で円満な議会運営ができますように、議員各位の御理解と御協力を心からお願いを申し上げまして、大変簡単でございますけれども、就任のごあいさつにかえさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手) ○副議長(嶋尾秀昭議員) 議長が決まりましたので、職務を交代をいたします。御協力ありがとうございました。 それでは、小島議長、議長席にお着きをお願いいたします。   嶋尾副議長 議長席を退席   小島議長  議長席に着席   〔嶋尾副議長 退場〕 ○議長(小島正行議員) 御報告いたします。 ただいま嶋尾副議長から副議長の辞職願が提出されました。 この際、副議長辞職の件を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小島正行議員) 御異議なしと認めます。 よってこの際、副議長辞職の件を日程に追加し、議題とすることに決しました。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小島正行議員) 副議長辞職の件を議題といたします。 副議長の辞職願を朗読いたさせます。 眞本議会事務局長。 ◎議会事務局長(眞本靜生) それでは、朗読をさせていただきます。   〔眞本議会事務局長 朗読〕   ─────────────        辞職届 今般、一身上の都合により副議長を辞職したいから許可されるよう願い出ます。           平成19年12月7日  阿南市議会議長   小島 正行 殿  阿南市議会副議長  嶋尾 秀昭   ───────────── 以上でございます。 ○議長(小島正行議員) お諮りいたします。 嶋尾副議長の副議長辞職を許可することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小島正行議員) 御異議なしと認めます。 よって、嶋尾副議長の副議長辞職を許可することに決しました。   〔嶋尾議員 入場・着席〕 ○議長(小島正行議員) ただいま副議長が欠員となりました。 この際、副議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小島正行議員) 御異議なしと認めます。 よってこの際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行います。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小島正行議員) 議場の閉鎖を命じます。   〔議場閉鎖〕   +++++++++++++   このときの出席議員氏名  1番  加 林   武 議 員  2番  橋 本 幸 子 議 員  3番  小 濱 綾 子 議 員  4番  庄 野 英 樹 議 員  5番  星 加 美 保 議 員  6番  松 木 伸 夫 議 員  7番  小 野   毅 議 員  8番  吉 田 重 行 議 員  9番  平 山 正 光 議 員 10番  住 友 進 一 議 員 11番  児 島 博 之 議 員 12番  表 原 憲 明 議 員 13番  佐々木 志滿子 議 員 14番  井 坂 重 廣 議 員 15番  阪 井 保 晴 議 員 16番  日 下 公 明 議 員 17番  藤 本   圭 議 員 18番  清 原 裕 登 議 員 19番  神 原 照 夫 議 員 20番  横 田 守 弘 議 員 22番  住 友 利 広 議 員 23番  久 米 良 久 議 員 24番  島 尾 重 機 議 員 25番  奥 田   勇 議 員 26番  鶴 羽 良 輔 議 員 27番  保 岡 正 広 議 員 28番  仁 木 一 郎 議 員 29番  秋 本 喜久雄 議 員 30番  林   孝 一 議 員 31番  山 崎 雅 史 議 員 32番  折 野   博 議 員 33番  野 村   栄 議 員 34番  嶋 尾 秀 昭 議 員 35番  荒 谷 みどり 議 員 36番  小 島 正 行 議 員 37番  山 下 久 義 議 員   +++++++++++++ ○議長(小島正行議員) ただいま出席議員数は36人であります。 投票用紙を配付いたさせます。   〔投票用紙配付〕 ○議長(小島正行議員) 投票用紙の配付漏れはありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小島正行議員) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。   〔投票箱点検〕 ○議長(小島正行議員) 異状なしと認めます。 念のために申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。 点呼を命じます。   〔点呼・投票〕 ○議長(小島正行議員) 投票漏れはありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小島正行議員) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。   〔議場開鎖〕 ○議長(小島正行議員) 開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に22番 住友利広議員、30番 林議員を指名いたします。 よって、両議員の立ち会いを願います。   〔開 票〕 ○議長(小島正行議員) それでは、選挙の結果を御報告いたします。 投票総数  36票 これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。 そのうち 有効投票  36票 無効投票   0票 有効投票中  山 崎 議員 26票  保 岡 議員 10票 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は9票であります。 よって、山崎議員が副議長に当選されました。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小島正行議員) ただいま副議長に当選されました山崎議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。 新副議長からごあいさつを受けることにいたします。 山崎副議長。   〔山崎議員登壇〕 ◆31番(山崎雅史議員) ただいま議員皆様方から副議長としての重職を選任をいただきまして、心から厚く御礼を申し上げますとともに、私自身、身が引き締まる思いであります。 今は、地方分権、地方の時代と言われておりますけれども、言いかえれば、地方の自己責任を問われている時代だと思っております。それだけに、岩浅市長が2期目をスタートし、大きな事業が予定をされているだけに、市議会としても、自由濶達な論議を進めていく必要があろうかと思います。私は、議長の補佐役として職責を果たしてまいりたいと考えておりますので、議員皆様方の御指導と御協力をお願い申し上げまして、まことに簡単措辞でございますが、就任のごあいさつとさせていただきます。(拍手) ○議長(小島正行議員) 続いて、前の正・副議長を代表して、野村議員からごあいさつを申し上げたい旨の申し出がありますので、これを受けることにいたします。 お二方、演壇までお越しください。   〔野村議員・嶋尾議員登壇〕 ◆33番(野村栄議員) 退任に当たりまして、議長、副議長を代表いたしまして私が一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。 一昨年の12月議会におきまして、議長という重責を与えられたわけでございます。大変1年間お世話になったわけでございます。議長に私がなりまして、3日目に鶴羽良輔議員から、議長というのは議会の顔である。代表者であるから非常に発言、行動は慎重にやらなだめだと、こういう忠告を受けました。これは非常に私も心の底までしみたわけでございます。しかしながら、議員の皆様方には、大変御協力、御支援、特に議会運営委員長の山下議員、議会運営委員の皆さん、そしてまた我が会派の会長以下議員の皆さん、そしてまた新誠会の皆さん、そしてまた市民クラブの皆さん、共産党の議員、全員の御協力、御支援をいただきまして、ようやく1年を皆様の協力によりまして任務を果たさせていただきました。心から改めて厚くお礼を申し上げる次第でございます。 これからも議長を退任いたしましても、私たち2人は、阿南市発展のために努力をしていかなければならない気持ちは変わりませんので、変わらぬ御支援、御指導を心からお願いを申し上げまして、退任のごあいさつにさせていただきます。(拍手) ○議長(小島正行議員) 議事の都合により、暫時小休いたします。   ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝    休憩 午前11時50分    再開 午前11時52分   ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝ ○議長(小島正行議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 お諮りいたします。 任期の満了いたしました常任委員・議会運営委員の選任を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小島正行議員) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小島正行議員) 常任委員及び議会運営委員の選任を行います。 常任委員、議会運営委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において指名をいたします。 なお、その氏名はお手元に配付の阿南市議会委員会議組織一覧表のとおりであります。この一覧表のとおり指名することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小島正行議員) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしましたとおり、それぞれ常任委員会委員議会運営委員会委員に選任することに決定いたしました。 御報告申し上げます。 本日、行財政特別委員会、防災対策特別委員会、庁舎建設特別委員会、自衛隊問題調査特別委員会の4特別委員会の全委員から辞任の申し出があり、議長においてこれを許可いたしました。 ただいま欠員となりました行財政、防災対策、庁舎建設、自衛隊問題調査の4特別委員会委員の選任を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小島正行議員) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小島正行議員) ただいま欠員となりました4特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において指名いたします。 なお、その氏名につきましては、お手元に配付の阿南市議会委員会組織一覧表のとおりであります。この一覧表のとおり指名することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小島正行議員) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしましたとおり、それぞれ特別委員会委員に選任することに決定いたしました。 お諮りいたします。 決算審査に関する調査を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小島正行議員) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小島正行議員) 決算審査に関する調査を議題といたします。 質疑に入ります。 ただいまところ通告による質疑はありません。 質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小島正行議員) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 ただいまところ通告による討論はありません。 討論ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小島正行議員) 討論なしと認めます。 これより採決を行います。 決算審査に関する調査は、18人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、調査を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小島正行議員) 御異議なしと認めます。 よって、決算審査に関する調査は、18人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、調査を行うことに決しました。 次に、先ほど設置いたしました決算審査特別委員会委員の選任を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小島正行議員) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小島正行議員) 決算審査特別委員会委員の選任を議題といたします。 決算審査特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において指名いたします。 なお、その氏名につきましては、お手元に配付の阿南市議会委員会組織一覧表のとおりであります。この一覧表のとおり指名することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小島正行議員) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしましたとおり、それぞれ決算審査特別委員会委員に選任することに決しました。 御報告いたします。 本市議会選出の那賀川北岸地域湛水防除施設組合議員全員から、組合議会議長及び組合議会副議長に辞任届が提出されております。したがいまして、本市選出の議員4名が欠員となっております。 お諮りいたします。 那賀川北岸地域湛水防除施設組合議会議員の選挙を日程に追加したいと思います。これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小島正行議員) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小島正行議員) 那賀川北岸地域湛水防除施設組合議会議員の選挙を行います。 選挙すべき議員の定数は4名であります。 お諮りいたします。 選挙の方法につきましては、地方自治法第18条第2項の規定により、指名推選の方法によることとし、議長において指名することといたしたいと思います。これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小島正行議員) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。 那賀川地域湛水防除施設組合議会議員に庄野議員、橋本議員、久米議員、そして私、小島正行、以上の4名を指名いたします。 お諮りいたします。 ただいま議長において指名いたしました議員を、那賀川北岸地域湛水防除施設組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小島正行議員) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま指名されました議員が、組合議会議員に当選されました。 当選されました議員には、本席から当選の旨を告知いたします。 先ほど選任いたしました各委員会におかれましては、既に委員長、副委員長を互選の上、議長まで報告されております。その氏名は、お手元に配付の阿南市議会委員会組織一覧表のとおりであります。御報告申し上げておきます。 議事の都合により、小休いたします。   ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝    休憩 午後 0時 0分    再開 午後 0時 1分   ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝ ○副議長(山崎雅史議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 御報告いたします。 総務委員、行財政特別委員であります小島正行議長より、議長の中立公正の立場上、また、議長の職務に専念いたしたいとのことから、辞任を願い出ております。 これをやむを得ないものと認め、許可いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(山崎雅史議員) 御異議なしと認めます。 よって、総務委員、行財政特別委員であります小島正行議員の辞任を許可いたします。 議事の都合により、小休いたします。   ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝    休憩 午後 0時 2分    再開 午後 0時 3分   ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝ ○議長(小島正行議員) 小休前に引き続き会議を開きます。 引き続きまして、岩浅市長からごあいさつを申し上げたい旨の申し出がございますので、これを受けることといたします。 岩浅市長。   〔岩浅市長登壇〕 ◎市長(岩浅嘉仁) ただいま本会議におきまして、議会の正・副議長を初め、各委員会の正・副委員長及び各委員の選任が行われ、市議会の新しい構成が調いましたことは、まことに御同慶にたえないところでございまして、御就任されましたそれぞれの役職の方々に、心からお喜びを申し上げる次第でございます。 新しく選任されました小島正行議長、山崎雅史副議長におかれましては、多年にわたり地方自治行政の進展と市民福祉の向上に御貢献を賜り、市勢の発展に御指導、御高配をいただいておるところでございます。また、阿南市議会の各種要職を歴任されるなど、豊かな御経験と御人格、御識見を兼ね備えられ、地域社会におきましても信望が厚く、これまでの御手腕から申し上げまして、まことに御適任であると存じておりまして、心からお喜びを申し上げる次第でございます。 本日から、小島議長、山崎副議長を中心とされまして、本会議の円滑な運営に御期待を申し上げる次第でございます。 また、各委員会の正・副委員長に御就任されました議員には、議会活動等を通じまして、常に市政の進展に日夜御貢献され、温かい御指導、御支援を賜っており、それぞれ御適任の方々ばかりでございまして、心から御就任をお喜び申し上げる次第でございます。今後、各分野におきまして、円滑な議会運営と阿南市の発展にお尽くしいただけるものと存じております。 なお、申しおくれましたが、この場をおかりいたしまして、野村前議長、嶋尾副議長並びに前正・副委員長にお礼のごあいさつを申し上げます。 前正・副議長を初め、前正・副委員長におかれましては、昨年12月より、激変する地方自治行政の諸環境の中で、本市行政の各般にわたり御指導、御高配をいただきましたことに対しまして、心より衷心より敬意と感謝の意を表する次第でございます。御就任中における御活躍と御労苦に対しまして、深く感謝し、厚くお礼を申し上げますとともに、今後とも一層の御指導、御支援を賜りますよう、お願いを申し上げまして、簡単ではございますが、お礼のごあいさつにかえさせていただきます。大変お世話になりました。ありがとうございました。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小島正行議員) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。 次回は12日に会議を開き、市政に関する一般質問を行います。御協力をよろしくお願いいたします。   ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝    散会 午後 0時 5分...